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■生活習慣病である脳卒中の予防法をいくつか挙げてみたので、ぜひ参考にしてみましょう。 | ![]() |
![]() 高血圧は脳卒中の最大の危険因子であり、血圧の高いほうが脳卒中を発症し易いことを考えると、脳卒中になった人の多くは高血圧を治療しない人と思いがちです。しかし、秋田県ではその様な人は脳卒中発症者の13%しかいません。(図14)
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![]() これからの脳卒中予防対策は、病気か否かに関わりなく全ての人を対象として、喫煙、飲酒、肥満、運動不足、食習慣など地域に存在する脳卒中危険因子を排除しながら積極的な健康増進を目的とする考えが必要です。この方法は個人の生活習慣を改めるばかりでなく公共施設の分煙化、酒類やタバコの販売規制、スポーツ振興など環境に対する対策も含みます。このような考えを大胆に取り入れることで脳卒中による被害をさらに減少させるばかりでなく、高齢社会で活動性の優れた老人の割合を多くすることが可能となります。 |
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![]() 集団検診の血圧値の平均を年齢ごとに並べると、10歳高齢になると血圧の平均値が6mmHg高くなることがわかります。(図15)
脳卒中の発症率を5歳若い発症率に置き換えて秋田県の脳卒中発症者数を計算すると、元の発症者数より15%減少します。脳卒中発症と寝たきりの人をおおよそ15%減らすためには、いろいろな組み合わせで血圧を上昇させる習慣を持つ個人に合わせて指導をおこない、少なくても集団全体の血圧を3mmHg低下させることが必要となります。 |
╋脳アラカルテ╋ |
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